背骨は情報の「幹線道路」。伝達異常を解消して新しい体へ「そもそも、背骨がズレると何が悪いの?」 そう疑問に思う方もいらっしゃるでしょう。その答えは、「体内の情報が正しく伝わらなくなるから」だと私は考えています。60兆個の細胞をつなぐ電気信号私たちの体には約60兆個もの細胞が存在します。これらがバラバラに動いては、一つの生命体として機能しません。そのため、中枢から末端へ、あるいは細胞同士で常に連携を取り合っています。その連携手段の中でも、最も素早く情報をやり取りしているのが「神経」による電気信号です。 末端からは「痛み・熱い」といった感覚や視覚・聴覚情報を脳へ送り、脳からは「動け」「物質を分泌せよ」といった司令を全身へ送っています。この情報の「幹線道路」が背骨を通っているのですが、背骨が歪むことでその道が狭くなったり、神経が引っ張られたりして、伝達障害=ネック(障害)が起こってしまうのです。背骨を整えるということは、この情報伝達機能を正常に戻し、体全体の統制を再び取り戻すことに他なりません。「痛みのない生活」の先にあるものつらい腰痛を抱えていると、どうしても意識が「痛み」だけに集中してしまいます。しかし、私たちが本当に取り戻したいのは、痛みのない「その先の生活」ではないでしょうか。「もう一度、不安なく旅行に行きたい」「趣味に思い切り打ち込みたい」「家族と一緒にアクティブな時間を共有したい」「以前のようにスポーツを楽しみたい」こうした願いを叶えるために、今すぐ始めていただきたいことがあります。それは、「体を動かして背骨を整えること」です。頑張りすぎない「ROM運動」で体をリセット腰痛の原因である仙骨のズレや背骨の歪みによって、神経が引っ張られ、伝導異常が起きています。その影響で筋肉が強張り、関節も正常に働かなくなっているのです。これを解消するのが、関節の可動域を広げる「ROM運動」です。 無理に力を入れる必要はありません。丁寧に、リラックスしながら、頑張りすぎなくて大丈夫です。まずは基本の2つの体操からスタートしましょう。【基本のセルフケア】『足回し』(仙骨をゆるめる):https://youtu.be/3Aa9BuWlUHU『上体倒し』(腰椎をゆるめる):https://youtu.be/Zc3xxxcH3Xc背骨コンディショニングを実践した後は、「体が軽くなってスキップしたいくらい!」「新しい体を手に入れた気分!」というお声をよく耳にします。情報の渋滞を解消すれば、体は本来の輝きを取り戻します。腰痛をスッキリ解消し、アクティブな未来を手に入れるのは、今日からです!