コラム

コース一覧

「最近、胃の調子がすっきりしない」 「鏡を見るたび、自分の猫背が気になって落ち込む…」
一見、まったく別物に見える「内臓の不調」と「姿勢の崩れ」。実はこれらを引き起こしている原因は、どちらも同じ「胸椎(きょうつい=肋骨がついている背骨)」の歪みにあるかもしれません。
今回は、体の外側(姿勢)と内側(内臓・自律神経)の両方を同時に整えてくれる、基本の体操「胸ひらき」をレクチャーします!
「背骨を整えれば、内臓の不調がなくなる!」 ……なんて言うと、ちょっと怪しげに聞こえるかもしれませんね(笑)。
しかし、これは解剖学に基づいた至って真面目な事実です。 胃や腸などの内臓をコントロールしている「自律神経」は、すべて背骨(胸椎)の間から外へと飛び出し、各器官へと伸びています。
つまり、胸椎が歪んでしまうと、内臓へつながる神経がギューッと引っ張られて伝導異常(通信障害)が起き、胃痛や消化不良、便秘といった「内臓のSOS」として現れるのです。神経の出口である背骨を整えれば、内臓が本来の調子を取り戻すのは、実は当然のことなのです。
この胸椎の歪みが、外見として現れた代表例が「猫背」です。
ここで少し想像してみてください。「最近、ちょっと背中が丸くなってきたな…」と外から見てハッキリ分かるということは、骨がほんのミリ単位でズレているだけだと思いますか?
実は、外から見て分かるレベルの猫背は、背骨が後方へ何センチも大きくズレることで初めて発生しているのです。 この大きな歪みが、周りの神経をどれだけ強く引っ張り、内臓や筋肉に負担をかけているか……そう考えると、少しゾッとしませんか? だからこそ、胸椎をしっかりとゆるめてあげる必要があるのです。
それでは、胸椎をしっかりゆるめる「胸ひらき」に挑戦してみましょう。まずは動画で全体の流れをチェックしてみてくださいね。
用意するものは何もありません。床に横向きになって行います。
★ポイント: この時、おへそは正面を向けたままキープ!骨盤まで一緒に後ろへ回ってしまうと、背骨がうまくねじれません。しっかりとお腹を雑巾のように絞るイメージで行いましょう。
体操のあと、パッと胸が開いて、いつもより深く呼吸ができるような感覚はありませんか?
胸椎がゆるむと、猫背がシャキッと伸びるだけでなく、圧迫されていた自律神経が解放されて胃まわりも驚くほどすっきりしてきます。姿勢も内臓も、すべては背骨の機能にかかっています。ぜひ今日から「胸ひらき」を夜のルーティンに取り入れて、体を中から整えていきましょう!
「腰も背中もゆるめてきたけれど、実は一番つらいのは首のコリや頭痛…」
次回は、現代人の多くが悩まされている首の不調にフォーカス!頭痛やストレートネック、手のしびれにも深く関係している「頸椎(けいつい=首の骨)」を優しく安全に整えるセルフケアをお伝えします。次回もどうぞお楽しみに!

なぜ年齢とともに姿勢が変わるの?
昔の写真を見返したとき、「あの頃は今よりピンと姿勢が良かったな…」と感じた経験はありませんか?年齢を重ねるにつれて立ち方や歩き方が変わってきたと感じる場合、そこには「筋力」と「柔軟性」の変化が深く関わ...
白井 俊光

仙骨がズレると体に何が起こる?
「デスクワークで毎日長時間座りっぱなし…」 「気づくといつも同じ側の足に体重をかけて立っている」日頃の何気ない生活習慣や体のクセ。実はこうした小さな積み重ねが、私たちの骨盤の中央にある「仙骨」を少しず...
白井 俊光

あなたの仙骨、正しい位置にありますか?
「仙骨(せんこつ)」という骨の名前を聞いたことはありますか?お尻の真ん中、骨盤の中央にひっそりと存在する三角形の骨です。普段の生活で意識することは滅多にないかもしれませんが、背骨コンディショニングにお...
白井 俊光

腰痛の原因は“腰”だけとは限らない
「腰が痛くなると、やっぱり腰自体が悪いんだろうな…」 そう思って、腰に湿布を貼ったり、腰周りばかりマッサージしたりしていませんか?しかし、どれだけ腰をケアしても痛みが繰り返し戻ってくる場合、原因は「腰...
白井 俊光
現在の日本では、高齢化が進み、健康で元気に過ごせる身体の重要性が見直されています。情報が溢れる中で、自身の健康を自分で管理することが重要です。「整体」は、身体の声を聴き、自然治癒力を活性化する療法で、心身のバランスを整えます。
九州医療スポーツ専門学校附属 ナショナルセミナー学園では、五感を刺激し、免疫力を高める「統合整体」を通じて、即戦力となる治療家の育成に努めています。また、国際志学園グループは「ZERO100プロジェクト」を掲げ、地域と連携し、子どもから高齢者までの健康な身体づくりを支援しています。